家族の為、自分の為にカーライフを楽しみたいと思います。

ペーパードライバー歴17年、この間何度も「運転しよう。」と思いつつも主人が運転する車の助手席が定着し、年月が経つほど運転する勇気がなくなりました。しかし、主人が病気になり通院にどうしても車が必要な為、私が代わって運転する決意をしました。
まず、申し込むのに勇気がいりましたが、受付の木原さんの優しい対応に安心し、そして教習初日の松本先生の優しく且つ適切なご指導に「これなら運転できるようになるかも、できるようになりたい。」と思いました。
もう一度、基本に戻ってブレーキの踏み方やミラーの合わせ方などを教えていただき「助けますから大丈夫ですよ。」と言う先生の言葉に背中を押してもらって17年ぶりに運転することができました。ガソリンの入れ方まで教えていただき受講者のニーズに快く応えていただきました。高速教習では、合流や車線変更のポイントを教えていただいて、娘を乗せて遠出ができそうです。
残念ながら主人は亡くなってしまい私が運転する車に乗せてあげられませんでしたが「御主人の為にもがんばりましょう。」といつも励ましてくださった先生のお言葉を忘れずにこれからは、家族の為、自分の為にカーライフを楽しみたいと思います。
本当にありがとうございました。 (Tさん・女性)


教習インストラクター松本からのコメント

Tさんの職業は、大阪市内に在る小学校の先生です。
初めてお会いしたときにお聞きしたのが、ご主人が末期の癌で闘病中だったのを今でも覚えております。
そのご主人を、病院まで通院させるため、当スクールに申し込まれましたよね。
あなたの判断が早く、勇気ある決断だったと今思えばそう思います。
その事を初日に知り、何とかしてあげなければ‼と私も必死にご指導させていただきましたが、残念でしたが教習レッスンの途中でご主人が他界され、その後レッスン中断ままTさんの連絡を待つだけでした。
このままフェイドアウトで自然消滅かなぁ?と思った矢先に、ご本人から連絡があり、またレッスンを再開したいとのこと…
レッスン再開後にマイカーも購入され、その後はご主人のお墓までの距離を行きたいと何回も練習しましたね。
自分がしっかりしなければ…と言う思いが隣でご指導させていただいてて、ひしひしと伝わって来ました。
レッスン最終日には、ご自身の判断で運転できるようにまでなりました。
これからも、ご自身やご家族のために、更なるご活躍を期待しております。
又、運転で困ったことがあれば、遠慮なくご連絡下さい。
いつもでも応援していますから。(大笑)