松本先生、たいへんお世話になり、まことにありがとうございました。
更新忘れで免許を失効してしまったものの、単身赴任で大阪を離れているため時間の制約などが多い身にとって、路上実技試験合格のためには先生の密度の濃い教習が欠かせなかったと感じています。
第1回目の教習から丁寧なことば使いで接してくださり、初対面のとまどいも早々に解消しました。
安全確認を伴う右左折や、進路変更、一時停止は、何度も動作の指示(“ルームミラー”、“指示器”、“サイドミラー”、“目視”等の声かけ)がありました。一連の指示がひとつの流れになってイメージでき、慣れるスピードが速まるような気がしました。
学科試験にも必要な知識の補強もできました。路側帯や車道外側線、信号のない横断歩道、見通しの悪い(と思われた)交差点、同じ方向に走る自転車への対応などなど。
一応、勉強はしていたのですが、単に暗記するのと違い、実地で説明いただくと記憶に鮮明に残ります。
教習では一時停止で少しヒヤリとしたり、信号が黄色の交差点への進入がまずかったり、いろいろと失敗しましたが、絶対良い経験になるとアドバイスいただきました。実際の試験の時には、練習のときの失敗が良いタイミングで思い出され、先生のアドバイスどおりであることを実感しました。
免許を失効してから練習以外で運転していないとはいえ、小回り等の操作に集中するあまりに気付かなかった横断歩道付近の歩行者等を後で指摘いただき、運転はハンドル、アクセル、ブレーキ操作といった手足の動かし方だけではなく、周囲の情報を集め、判断する力が伸びないと本当の意味で上達しないことを痛感しています。
iPhoneで過去の教習の動画を見せていただきました。先生の教習を理解するのに大いに役立つと感じました(撮影は大変だったと思いますが)。この動画にヒントを得て、Google Mapのストリートビューで試験場から出発して教習コースを辿ってみると、私には非常に良い復習になりました。試験直前のイメージトレーニングにも使えると思います。
試験が終わった後には、いくつか指導はあったものの試験官から「良く乗れていた」とコメントがありました。教習を受けたことを話すと、試験官は多いに納得したようで、「運転経験のある人は、準備しないで試験受けてダメなことが多いのよ」とのことでした。先生のご指導を思い出しながら(すべてご指導どおりにできたとは思いませんが)試験に挑んだだけの私ですが、試験合格のためだけでなく安全運転について復習するためにも、多くの人が先生のご指導を仰ぐべきと今は思っています。
(Tさん・大阪府豊中市/50代男性会社員)